イーブイカップを考察してみよう

公式ローテーションバトル大会『イーブイカップ』が告知されましたね。
http://ja.pokemon-gl.com/about/sp/ec2012/
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というわけで考えてみた。(小並感)
ブイズローテ大会
●●ルール●●
ローテーションバトル 6⇒4
先頭のポケモン+両脇のポケモン2匹+控え1匹
●●使用可能ポケモン●●
イーブイシャワーズ・サンダース・ブースター・エーフィ・ブラッキーリーフィア・グレイシア
●●各ポケモンについての考察●●
イーブイ
特性てきおうりょくにより瞬間火力だけならばブースターを上回る物理火力を得る。
タスキじたばたの他にも、他のポケモンからのバトンタッチ+積み技を受けての鉢巻でんこうせっかなどが考えられる。
また唯一「しんかのきせき」を所持できるため自身が起点となり、あくび・のろい・ふるいたてる等からのバトンタッチをするサポートも可能。
しかし、単体としての性能は他のブイズと比べてしまうと見劣りしてしまうという点は否めない。
シャワーズ
HP種族値が130である。
あくび&ねがいごとによるサポート・溶ける・バトンタッチなど補助に関しては優秀である。
特攻種族値も高く、ブイズ相手への水技の一貫性が高い。
しかし今回の大会においては、リーフィアやサンダースに一致技で優勢をとられやすく、素早さも65と比較的遅いため上からの縛りに悩まされそうな立ち位置である。
☆サンダース
素早さをブイズ最速の130族であり、タイプ一致の電気技で広範囲に打点を持つアタッカーである。
特殊打点の多いブイズの中では最速でひかりのかべを張れる。
おそらく今大会で最も多く見られる(選出される)可能性のあるポケモンではないだろうか。
タイプ一致の10万ボルトを受けることが可能なポケモンが半減のリーフィアを除くと、特性ちくでんを持つ自身しかいないという点でも重要。
技候補として10万ボルト、エーフィ・ブラッキーを見るシグナルビーム、サンダースミラーやブースターへ目覚めるパワー地面などがある。
☆ブースター
『唯一王』
フレアドライブがないとは言え、根性発動時ならばブイズ第2位の物理打点を持つ。
素早さは65と遅いがニトロチャージによる素早さアップで未来が切り開ける・・・かもしれない。
よい意味でマスコット、ブイズ愛(思考停止考察終了)
☆エーフィ
特性マジックミラーにより変化技を受けない。
あくびによる起点を防ぎ、あまえるやうそなき、いばるといった妨害技をことごとく完封する。
ブイズ最高の特攻種族値130であり(グレイシアも同値)素早さも110と高い。
アシストパワーをタイプ一致で放てるため、ブイズローテにおける主流戦法となりそうなバトンタッチサポートとの相性が非常に良い。
自身もサポート技に関しては優秀であり、あくび・リフレクター・ひかりのかべ・めいそう・バトンタッチといった技を覚える。
起点作りに関しては非常に長けているのではないだろうか?
後述するブラッキーへの打点が乏しく逆に起点にされかねない点には注意したい。
ブラッキー
個人的にはもっとも警戒すべきポケモン
HP95、防御110、特防130の種族値からも分かるとおり要塞である。
要塞バトンによる耐久戦術は時間制限の短い公式大会では注意したい。(俗に言う「タイムオーバーデス」)
バークアウトやいばるイカサマなどの妨害技を駆使し、制限時間一杯まで粘られる可能性を考慮したい。
しかしエーフィと違い変化技自体は自身で無効化ができず、挑発を受けた瞬間役割をなくすという危険性も秘めている。
リーフィア
攻撃110、防御130と物理特化型の種族値を持つ。
特性自体は晴れの恩恵を受けることがおそらくないため発動機会はないだろう。
種族値的に物理受けならば可能であるが、ブースターには抜群を取られる。
またブイズは全体的に特殊打点に偏る傾向があるため、特防65が足を引っ張る。
しかし素早さは95と3番目に早いため、逆に物理受けが少ないことを生かした剣の舞からの突破は可能である。
要塞化したポケモン相手にもリーフブレードの急所に期待することもできる。
☆グレイシア
ブイズ唯一のミラーコートを覚える。
特攻種族値130はエーフィと同様ブイズトップである。
素早さが65と遅いためスカーフを持たせてのアタッカーか、タスキを持たせてのミラコ型の2種が多く見られるのではないだろうか?