ジュエル大爆発メタグロスの立ち回りについて
トリプル雨パのグロスの考察をする中で気づいたこととしてこんなものを書いておきます。
●対ソーナンス
昨日の大会やランダム対戦において、トリプルバトルで最近見かけるようになった「単挿しソーナンス」への対抗策になるポケモンとしてメタグロスを挙げることが出来ます。
メタグロスの配分は全て攻撃補正A252振りしているものとして考えます。
・ダメージ計算
大抵の場合ソーナンスがとくぼう補正がかかっている事が重要です。
例えば、穏やかH36B220振りナンスに対してのグロスジュエル爆発は
ダメージ:272〜321 [確定1](割合:100.7〜118.8%)
実はとくぼう補正をかけている場合、B252orH4B244まで振って初めて超低乱数耐え、トリプルメジャーポケが大体特殊ポケに多いので汎用性を求めたナンスでは耐えることは厳しいのです。物理耐久をカポエラーの威嚇などで下げる戦法もメタグロスの特性があるため気になりません。ソーナンス自身が守るを覚えないことも重要で、後ろに鋼・ゴーストタイプがいない場合は逃げることもできないはずです。
●立ち回り上の問題点
大爆発を選択できない場面が実は多々あります。
・ねこだましで直接止めてくる場合
カポエラーやコジョンド、マニューラなどのポケモンをメタグロスの正面に配置された場合、ねこだましによって行動阻害するパターンが考えられます。対策としてグロス以外の制圧力のあるポケモンをちらつかせる事、ニョログドラグロス配置にしてキングドラの方に警戒を向けさせるといった方法を取ります。
・ワイドガードで全体技を封じてくる場合
主にカポエラーが使用してくるワイドガード、雨パメインの私にとっては濁流や爆発を止められ苦戦を強いられます。これに関してはもう読みでなんとかするしかありません。
・鋼・ゴーストタイプの後出しが容易な場合
相手にメタグロス、ナットレイ、ハッサム、シャンデラ、ブルンゲル、ヤミラミといった爆発半減or無効ポケモンを控えに置くだけで爆発を抑制が可能です。特にシャンデラは地震を採用しない場合は有効打が他になく炎技で逆に縛られるため、またブルンゲルは受けが成立しかつトリル展開など相手にペースを握られやすいため、対面・後出しの両方においてメタグロス単体では苦手としています。
・メタグロスが行動する前に倒されてしまう場合
メタグロスを縛っているポケモンがいる場合はどんな状況であっても行動そのものができません。守るか交代するしかないです。例えば珠ドリュウズのドリルライナーが挙げられます。雨パで爆発をするため炎技で縛られている場合はニョロトノを横に繰り出し、カポエラーがワイドガードで守ることにより縛りを解除しつつ爆発する事は可能です。
・先制リフレクター
意外と厳しい択がコレ、気にせずぶっぱなす場面も多いですがリフレクター+タイプ受けなどをされる場合は爆発の費用対効果が薄いため難しいです。
・身内読みされる場合(最重要項目!)
「ナタリアのグロスは確か爆発してくる」とバレてる時点で論外です。
↓
メタグロス以外のポケモンに意識を向けさせる、仮に爆発が失敗しても他のポケモンで場を支配できる状況を作り出せればジュエル爆発は効果的に働きます。